地理

町田(まちだ)市は島しょ地域を除く東京都の最南部にあり、半島のように神奈川県に突き出ています。多摩丘陵の西部から中央部に位置しています。面積は71.55km²で、東京都下の26市で4番目の広さです。東京のベットタウンですが、小田急線とJR横浜線が交差する町田駅周辺は商業拠点、繫華街として発展しており、商業都市でもあります。2015年統計では夜間人口は約43万人で、東京都下の26市で八王子市に次ぎ2番目です。昼間人口は約40万人です。

歴史

町田の地名は戦国時代には見えています。由来は諸説ありますが、商家の集まる交通要地の場所を意味した地名と考えられています。その他、「町」は田の区画のことであり、区画した田地のことからとの説もあります。市制は1958年に施行され、東京都で9番目に生まれた市です。町田町、鶴川村、忠生村、境村の1町3村が対等合併し、町田市となりました。合併当時の人口は約6万人でした。1960年代以降東京のベットタウンとして発達しましたが、現在も市内各所で農業が行われています。

肝臓病の医療機関

2024年10月現在、市内には日本肝臓学会の認定施設である町田市民病院ほか、南町田病院、町田病院、多摩丘陵病院の3病院とおやま内科クリニック、小林メディカルこばやしクリニック、 小林クリニック、とくとみ内科消化器科医院の4診療所に肝臓専門医が在籍しています。

観光

観光スポットとしては、新東京百景・東京都指定名勝・日本の歴史公園100選に選定されている薬師池公園、リスが広場で放し飼いされている町田リス園、世界でも数少ない版画専門の町田市立国際版画美術館などがあります。特産品としては、郷土色を打ち出した本露甘なっとうなど和菓子、かとうさんのぷりんジャージーなど洋菓子、こしみそなど調味料、成瀬ギョーザなど食品、町田の木のうつわなど工芸品の各カテゴリーあわせて75品目がまちだ名産品として認定されています。